21日、「真！韓国映画祭」の開催を前に、出品作品の一つ『今、このままがいい』に主演のシン・ミナが来日し、スペースFS汐留にて舞台挨拶を行った。

映画『今、このままがいい』はシンにとってお気に入りの作品の一つで、「予算が少ない映画だけれども、いい映画を探していた時でした。噂で女性監督がいいシナリオを持っているのを聞きつけ、話をしてみました。」と経緯を語ってくれた。
女性監督とはじめて仕事をした事に対し、「初めてだったのですが、この仕事以降私は、女性監督から声がかかるようになりました。その後撮った『キッチン』もそうですし・・・韓国でも女性監督が増えてきているのだと感じました。」と話してくれた。共演者において「今までどちらかと言うと、男性俳優と仕事をするのが多かったのですが、今回は監督に限らず、女性陣が多かったので、いい意味で現場の空気も良かったと思います。」と教えてくれた。
最後に「日本で上映される韓国映画は大きな予算でつくられた派手な映画や、韓流スターが出演する映画ばかり紹介されていて、いつも残念に思っていました。韓国の小さい映画のなかにはいいものがたくさんある。それを知ってもらういい機会になりました。」と笑顔でコメントしてくれた。

対照的な異父姉妹の父親探しの旅を通じて心を通わす物語。長編デビュー作となる気鋭の女性監督プ・ジヨンを飾っている。

”真！韓国映画祭”は2月27日（土）よりポレポレ東中野ほか全国順次開催！！