日活配給にて2005年に大ヒットした『コーラス』の製作ジャック・ペラン×クリストフ・バラティエ監督最新作『幸せはシャンソニア劇場から』が9/5よりシネスイッチ銀座ほかにて全国ロードショーとなりました。本作をご覧いただいた方々より“シャンソンを歌いたい”という熱い要望のもと、銀座山野楽器主催にて、9月11日(金)にヤマノミュージックサロン有楽町のシャンソンコースの皆さんと観客の皆さんが一緒にシャンソンを歌うイベントを開催致しました。

近年、悲しみや愛など、生きるうえでのドラマを描いたシャンソンの歌詞が、人生経験を積んできたシニア世代の共感を呼び、教室では複式呼吸や柔軟体操をするなどの指導が行われるなど、健康面にもプラスであることも伴い、以前の「聴く」シャンソンから、今は「歌う」シャンソンが中高年の間でブームになっているそうです。ただ、習っても歌を披露する場がない!なかなか新曲に巡り合えない!楽譜が入手できない!という、シャンソンファンからの熱い声に応えた形で、本日、本作の公開記念と致しまして上映終了後に本作の書き下ろし主題歌である「パリ、愛してる」の楽譜を観客全員に配布して歌うという“シネスイッチ銀座で歌おう”を行いました。(楽譜提供:日仏シャンソン協会)

<イベントの様子>
シネスイッチ銀座で行われた、映画『幸せはシャンソニア劇場から』の上映終了後に、ヤマハミュージックサロン有楽町の石井慶子先生とその生徒さん4名が登場。シャンソンを劇場で歌うというコンセプトのもと開催されたこのイベントで、映画の主題歌でもある「パリ、愛してる/パリに恋して」を石井先生のリードのもと会場全体で合唱しました。
始めは劇場で歌うということに戸惑いを感じていた観客も、2回目、3回目になるとサビ以外のメロディも難なく歌いあげ、会場の熱気は最高潮に。イベント終了時には、満足による笑顔と、歌う喜びを感じていた様子でした。
映画『幸せはシャンソニア劇場から』は息子と一緒になるために、幸せを求めて仲間と懸命に劇場を再興させるお父さんの感動物語ですが、“幸せは劇場から”という宣伝コンセプトと、シャンソンを歌って幸せを届けるというシャンソン教室の皆さまと観客の皆さまの共演によって、まさに“幸せは劇場から”のイベントとなりました。

シネスイッチ銀座、シネ・リーブル池袋、恵比寿ガーデンシネマほか全国にて大ヒット公開中