脚本を読んで何度も泣いたという作品に惚れてプロデューサーもかねるリチャード・ギア。
1987年に公開された大イヒット映画『ハチ公物語』をハリウッドでリメイクしたのが、本作『HACHI 約束の犬』。
舞台を渋谷駅から架空の町・ベットリッジ駅に写し、日本に敬意を表するため、犬はできるだけ秋田犬に近い犬を探した。犬のギャラは、俳優より高いそうで、細部にまでこだわったそうです。

リチャード・ギアは「監督は、近所に住んでいる親友のラッセ・ハルストレム監督、『ショコラ』『サイダーハウス・ルール』などのヒット作を誕生させ、日本では公開されていないが、監督とは「The Hoax」(2007)という作品で仕事をした仲。

1つ1つの質問には、熱くコメント。
「今回は俳優中心ではなくて、犬中心の映画であるべきと思い、プロデューサーも務めることに。加えて監督も親友であり、製作意図をわかってくれるスタッフを集めた」と「犬も3頭のうち、1頭はメスだが、それぞれの役割に合わせて使いわけたり」とコメント。

リチャード・ギアが脚本に涙した作品は、ハチにちなんで8月8日から劇場で公開されます。

(Report:Yasuhiro Togawa)