七夕が近いこともあり「想いを伝える」という本作のテーマにちなみ、出席者全員浴衣を着用し、それぞれの想いをこめた短冊を飾った七夕飾りの前で映画の成功を願いました。

●日時:7月1日(水)
●会場:明治記念館 末広の間 
●司会:クリス智子
●出席者:常盤貴子、林遣都、中島知子、岩尾望、豊原功補、八千草薫、三城真一監督

・クランクイン 2008年6/28 ・ クランクアップ 2008年8/7

監督より「家族・友人・友達など、人と人とのつながりという原点に立ち戻って温かい気持ちになれる作品に仕上がったと思っております。」とコメントの後、キャストの方々より以下のコメントがございました。

常盤:「私自身ラジオが大好きです。ラジオは1対1の関係になれる独特なメディアだと思っております。そんなラジオだからこそ、ラジオを通して色々な人々の話がうまくまとまっている作品になっています。また、本当に大切なことや、ちゃんと伝えたいときはあえて手紙を書きます。時間や手間をかけていることが嬉しい。
ラブレターを書くという事はとても必要なことだと思います。
これだけ素晴らしい俳優さんが出ていて、それぞれの話が完結しているので、観た方が皆さん主役になれる、珍しいタイプの映画だと思います。ご自身を投影して観ていただけるので、とても温かい気持ちになれること間違いなしです。」

林:「浴衣をちゃんと着るのは初めてなのですが、初めてが、この場で、大好きな役者さんと監督に囲まれていて幸せです。また、僕は普段メールが多いのですが、この映画をきっかけに、手紙の力はすごいと思いました。文字の強さや重みを感じました。」

また皆様に七夕飾りの短冊に想いを書いていただきました。

岩尾:「気をつかわせてごめんなさい」この映画は親子のつながりがテーマということで、僕はよくブサイクと言われるのですが、母親から「その責任はすべて私にある」とメールが来たとき、ごめんなさいと伝えたかったです。

中島:「これ以上増えませんように」実家に畑を荒らすイノシシや猿がいて困っています。実家のリビングに猿が腰かけていた時は母がびっくりしていました。

八千草:「世の中のみんなが、優しい、楽しい気持ちで暮らせますように」このような時代だからこそ、みんなで助け合って生きていきたいなという気持ちで書きました。

常盤:「マイケル・ジャクソン 夢をありがとう」私たちの世代は、マイケルさんにかなり気持ちを上げてもらいました。楽しい気持ちをありがとうと伝えたいです。

林:「遣都という名前を付けてくれてありがとう」大きな都市に出て働き、大きなことを成し遂げろという父の想いのこもった名前です。田舎から上京してきて、今東京で一人暮らしをしながら、この名前を目標に頑張っています。一人暮らしをして親へのありがたみもわかりました。

豊原:「千客万来」本心は「梅雨明け」梅雨が嫌いなんです。

監督:「あまり家に帰れなくてごめんなさい 家のことありがとう」ドラマの現場でいつも帰りが遅かったり、帰れないことが多いのですが、妻も子供も健やかに育ってくれていることが何よりです。