映画史に衝撃を与えた実相寺昭雄の遺伝子を受け継ぐ実相寺組み若手監督の高橋巖。彼によって、新たな映画『希望ヶ丘夫婦戦争』が完成した。6月13日に初日を迎えた本作は、渋谷・ユーロスペースにて初日舞台挨拶が行われた。
登壇したのは、バラエティ番組、テレビや映画などで活躍中の主演さとう珠緒。名作『家族ゲーム』の主演をはじめ、ドラマ、映画で活躍する宮川一郎太。本作の監督である高橋巖監督。ほか、川村亜紀、範田紗ヶら豪華キャスト陣。

◇登壇者からの挨拶◇
●範田紗ヶ「男性を誘惑するセクシーな役柄でした。不安なところもありましたが、宮川さんがリードしてくれました。本日はお越しくださりありがとうございます。」
●宮川一郎太「みなさま、こんばんは。忙しい中、秘密の会合にお越しくださりありがとうございます(笑)精一杯演じましたので、皆様是非ご覧ください。」
●さとう珠緒「AVにはでません、さとうです(笑)蒸し暑い中お越しくださりありがとうございます。最後までゆっくり楽しんでいってください。今日タクシーのおじさんにも「でるの?」と聞かれてしまいました(笑)」
●高橋監督「今日はお越しくださりありがとうございます。」

◇質疑応答◇
Q宮川さん、女性陣に翻弄されまくっていましたが現場はどうでしたか?
●宮川「蛇の生殺しのような現場でした(笑)男として辛い現場です。ED(「Erectile Dysfunction」、「勃起障害」)の役ですからね。

Q西村監督(1979年同作の監督)のリメイク作品となりますが、プレッシャーを感じましたか?
●高橋監督「西村監督は常に現場で、私たちを見守っていましたよ。一生懸命作りました。」

Q最後に一言
●範田紗ヶ「見どころは宮川さんが翻弄される姿だと思います。よろしくお願いします。」
●宮川一郎太「見どころは珠緒ちゃんのコスプレ姿と、範田さん川村さんのセクシーボディーと、僕のお尻です(笑)」
●さとう珠緒「ファンタジーあり、笑いあり、とにかく盛りだくさんです!2度3度見に来てください」
●川村亜紀「楽観的に見てもらえたらいいかなと思います。みなさん楽しんでいってください。」
●高橋監督「最後までリラックスして楽しんでください。ありがとうございました。」

どんな夫婦でも起こりうる危機、そして性のタブー…。実相寺照雄の意志を引き継ぎ新たな魅力を引き出した映画『希望ヶ丘夫婦戦争』は6月13日より渋谷・ユーロスペースほか公開中。

(Report:椎名優衣)