「女はこうあるべき！」といった概念をぶち破り、自由に生きる女＝“非女子”たちを主人公に描いたショートストーリー映画「非女子図鑑」が５月３０日から公開される。
今週末からの公開を目前に、上映劇場となる渋谷シアターTSUTAYAでは同劇場１Fに位置するカフェ・プロローグにて本作のオープニング主演を飾った鳥居みゆきと監督・清水崇によるトークイベントと“非女子クイーンコンテスト”を行った。

映画の話を貰ったときから既に、鳥居さんを当て書きしながら脚本を仕上げていったという清水監督は以前から鳥居さんのファンだったそう。

実際に鳥居さんと会った時の感想を聞かれた清水監督は「言っていることをまったく分かってくれない方だったらどうしようと不安な気持ちもありましたが平気でした。」と普段の破天荒な芸風が目立つ鳥居さんのイメージと実際の印象は違った様子。
清水監督の言葉に対し鳥居さんは「そこは大人ですからね（笑）」とあっさり返していた。

撮影現場の雰囲気を質問された鳥居さんは「ＡＶを撮っているようでした。」と爆弾発言。
今回は露出が多い役という事もあり、ヌーブラ！？をつけて撮影に臨んだといった裏話まで飛び出た。
清水監督も便乗し「じゃあ私もＡＶ監督と名乗っていいんですね！？」となぜか乗り気な返しをし、会場を盛り上げた。

肝心の鳥居さんの演技について聞かれると、清水監督は「細かいタイミングとかを指示しただけで、後はそのまま鳥居みゆきで演じてもらいました。呪怨にも出て欲しいですね。」と大絶賛！！
それを聞いた鳥居さんも「呪怨かぁ」と呟きながら頬を緩ませた。ハリウッドで鳥居みゆきが見れる日もそう遠くはないかも！？

トークイベント後は、我こそは非女子という女性４名が集まり非女子自慢が繰り広げられた“非女子クイーンコンテスト”が行われた。
審査員は清水監督と鳥居さん。非女子クイーンエスコート役に、オープニングに出演した大友陸さんが登場。
不幸自慢、物まね、ダンス、寸劇といった壮絶なバトルが繰り広げられ会場は大盛り上がり。

非女子クイーンに輝いたのは寸劇を披露したオオウラサヤカさん。
オオウラさんには清水監督からトロフィーが贈られた。

最後に清水監督は会場に集まった観客に「オープニングのみだったけれども、１話から６話まで色々な話が詰まっているので観て頂ければと思います。来年は非男子図鑑ですね（笑）」と語りイベントを締めくくった。

(Report:大野恵理)