本日5月23日、新宿バルト9にて森淳一監督作品「重力ピエロ」が公開初日を迎えた。
本作は、「このミステリーがすごい!2009年版」で第一位を受賞した作家・伊坂幸太郎の大ベストセラーが原作となっている。作者の伊坂幸太郎はこの作品にあまりに思い入れがあったため、映画化についてはあまり気がすすまなかったのだとか。そんな原作者もお墨付きの作品に仕上がった本作には、今最も旬な俳優・女優陣が参加。豪華キャスト6名と監督、脚本の計8名による初日舞台挨拶の模様をレポートします!

まずは主演の加瀬亮から「新型インフルエンザが流行している中、観に来ていただいてありがとうございます。」と第一声。監督は学生時代にここ新宿で「スタンド・バイ・ミー」を観て感化され翌日自転車で熱海まで行き、それがキッカケで映画監督を目指したというエピソードで開場の笑いを誘った。
MCからの難しい質問にたじたじだった岡田将生は隣の[お兄ちゃん]加瀬亮をちらちら。助けを求める様子からは二人の中睦まじい関係が伺えた。

一方、開場をどっと沸かせたのは小日向文世と吉高由里子。
MC「今だから言えるエピソードなどがあれば教えて下さい。」
小日向「今だから言えることですか?えっと…ヅラかぶってました。鈴木京香さんと出会うシーンが30代の設定だったので、さすがにこの髪の毛の量ではいかんだろうと。」
更に舞台となった仙台市長と挨拶することになったときのエピソードも暴露。
小日向「京香さんと二人で待っていて、市長さんが入ってきたんですが…京香さんにだけ名刺を渡して握手までしていたのに、僕には何で職員がここにいるんだ?って白い目で見られました。まあ、ヅラをかぶって僕は変身してるんだっと実感できました。」

吉高「私は撮影期間が3日間と短く、後から参加したのであまり皆さんの輪の中に入れなくて…。中1日休みだったんですが、知らない土地で友達もいないし、さてどうしようかと。結局タクシーの運ちゃんと一緒に仙台観光しました。必死です仙台観光!」

(Report:峰松加奈)