都内某所にて「全国総合アニメ文化知識検定試験」が行われ、会場にケロロ軍曹が現れた。
本日は、試験ということもあってケロロ軍曹は、ペコポン地球人スーツを身にまとい、びしっとスーツできめこんで試験会場に入ってきた。試験監督が説明し始めてもケロロ軍曹は横柄な姿勢で説明を聞き、侵略者であることを大いにアピールしていた。

試験が始まると、ケロロ軍曹は真剣な眼差しで問題を解いていったのだが、5分、10分と経過するうちに頭をポロポリかき始め、終いには居眠り(!?)をし始め試験監督も苦笑いをしていた。しかし、そこはケロロ軍曹、1番早く問題を解き終わり、まだ解き終わっていない受験者を尻目にそそくさと会場を出て行った。

試験終了後のケロロ軍曹に受験の感想を聞いてみると、「もっと手応えのある試験かと思ったであります!我輩にとって朝飯前の問題ばかりであります!」と自信満々に答えていたのだが、とあるマスコミからあまり解答できていなかったのではと聞かれると、「何を言うでありますか!昨日の夜には、この試験のため徹夜でガンプラを作っていたであります!それで、少し、ね、ね、眠かったであります。」と試験結果の雲行きが怪しいといわんばかりのあわてっぷりな回答をしてしまった。

ケロロ軍曹は、アニ検を侵略するはずだったのだが、来年3月に公開する映画『超劇場版ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります!』のPRと受験で頭がいっぱいになり、当初の目的の侵略が出来たのかどうかはさだかではないようだ。しかし、ケロロ軍曹の侵略は今後も続くようである。

■全国総合アニメ文化知識検定試験
アニメ検定とは、子供からお年寄りまで幅広い層をターゲットに、楽しみながらアニメ文化にふれる機会を提供し、アニメファンの拡大はもとより、日本の『文化』『産業』とも言えるアニメーションに更なる関心を寄せていただくことを目的として実施されている試験のことである。