ジャッキー・チェンJr.、ジェイシー・チャンはアクションが恐い!?映画『インビジブル・ターゲット』初日舞台挨拶
イケメン俳優三人衆、ジェイシー・チャン、ニコラス・ツェー、ショーン・ユーが凶悪犯罪と闘う香港警察を演じた映画『インビジブル・ターゲット』が8月30日ついに封切った。
日本公開の為に駆けつけたジェイシー・チャンが登壇し、新宿シネマスクウェアとうきゅうにて初日舞台挨拶を行った。
公開にあたり今の気持ちはと尋ねられると、「嬉しいけど、緊張してます。」と答え、脚本を読んだ時の感想はというと、「本当はすごく恐かった・・アクションシーンが多すぎる!と思ったよ(笑)殴られるのは絶対嫌だと思ったね。どちらかというと殴る方がいいでしょ。」とおどけてみせた。
今回の作品の撮影の準備の為に、数週間のトレーニングを積んだジェイシー。
父ジャッキー・チェンから何かアドバイスは有りましたか、との質問には「ナシっっ!!」と即答!場内の観客の笑いを誘った。
北京オリンピックが開催されたが、金メダルをあげるとしたら三人のうち誰にあげたいかという問いには、
「誰も銀メダルや銅メダルは欲しくないと思う。だから金メダルを三等分して分けたいね。僕ら三人は撮影当初はお互いぎこちなかったけど、徐々にコンビネーションが良くなっていったよ。
お互い良い意味での競争心があって、一人がスタントを使わないと誰も使わないんだ。ニコラスには、奥さんや子供がいるんだし危ないからスタントを使いなよと何度も言ったのにダメだった(笑)
もちろんショーンにも言ったけど、全然使おうとしなかったね〜。」と撮影中のエピソードを語った。
前日29日に予定されていた記者会見が急遽おたふく風邪のため中止になってしまうという事態に見舞われたが、舞台挨拶にはそれを微塵も感じさせないほど元気に登壇し、朗らかな笑顔の裏にアクション俳優としてのタフさが垣間見れた。
俳優業だけでなく、歌手としても定評のあるジェイシー・チャン。
本作を皮切りに、父ジャッキー同様ジェイシー・チャンの日本国内での人気上昇が期待される。
次回作はコメディや文芸作品にも挑戦してみたいというジェイシー。今後の活躍が楽しみだ。
(Report:Inoue Midori)