映画『ひゃくはち』完成披露試写会、スペシャルサポーターに桑田真澄さん登場!
8/5(火)、九段会館にて映画ひゃくはちの一般完成披露試写会が行われました。
映画の出演者・監督に加え、スペシャルサポーターとして桑田真澄さんが参加し、8/9に公開される映画「ひゃくはち」に大きなエールを送りました。
舞台挨拶の後半では、「映画ヒット祈願も兼ねて、是非桑田さんの野球の球を受けてみたい」という監督の言葉を受けて、桑田さんが森監督へボールを投げました。そのボールを、見事監督はキャッチし「ひゃくはちヒット祈願始球式」は大成功し、会場を大きく沸かせました。
以下、参加者コメント
斉藤嘉樹「来てくれてありがとうございます。」
中村蒼「雷雨の中来てくれてありがとうございます。」
市川由衣「どうぞ最後まで楽しんでいってください。」
高良健吾「今日は凄い天気が悪いですが、そんな中、“来て良かった!”と絶対思える映画です。」
北条隆博「こんなにたくさんの人が見に来てくれてうれしいです。」
橋本一郎「泣いて、笑って帰ってください。」
森監督「この中で最年長の29歳なので、この舞台挨拶がうまく進むようにフォローしていきます。」
MC:エースでも、ヒーローでもない高校球児を演じて、感じたことは?
斉藤嘉樹
「エースでもヒーローでもないけど、補欠は補欠なりに頑張っていて、良いところもたくさんあるので、補欠の存在を見てもらいたいです。」
中村蒼
「補欠にもレギュラーだけでなく感動的なドラマがあるんだなということを、この映画を通して学びました。」
MC:①市川さんは、撮影前に役柄について、よく勉強されるそうですが、今回はどういったことを準備されたのですか。
市川由衣
「実際に記者の方にお話を聞いたり、いつも取材をしてくれるカメラマンの方々から、色々教えていたきました。」
MC:撮影前に、3ヶ月ほど野球の特訓をされたそうですね。特訓はどうでしたか。
高良健吾
「特訓はかなりキツかったです。でもその特訓のおかげで僕たち四人(斉藤、中村、高良、北条)の団結が生まれました。その時間があったからこそ、本物の野球部ような強い繋がりが表現できたと思います。」
MC:北条さんは、撮影現場でも役柄同様にキャプテンだったと聞いてますが、男子ばかりの撮影の様子はどのようなものでしたか。
北条隆博
「男だらけの現場はすごく楽しかったです。気を使わなくていいし、合宿をしたり、リアルな野球部みたいでした。撮影中は本当に野球部が使っている寮に泊めてもらったりして、高校生に戻った時のようであの時間があったからこそ、映画でリアルな球児の姿を表現できたんだと思います。」
MC:橋本さんは、ベンチ前での長ゼリフが印象的でしたが、撮影時に苦労されたのですか。
橋本一郎
「若干トラウマなんですけど、何回も噛んだから、噛むっていう設定でやらせてもらいました(笑)」
MC:今回、初めての監督作品ですが、こうやって劇場公開を控え、皆さんにご覧いただく今の心境はいかがですか。
森義隆監督
「実際にお客さんにこの「ひゃくはち」にこめた想いが届いて初めて映画が完成したと言えると思うので、こうして皆様にご覧頂けることはとても光栄です。」
ここで桑田さんをご紹介
MC:今、まさに夏の高校野球選手権真っ盛りで、この映画「ひゃくはち」も甲子園を目指す補欠球児たちを描いた作品ですが、出演者の皆さんにとって印象に残っている高校球児といえば、誰が思い浮かびますか?
MC:では、監督いかがですか。
森義隆監督
「やっぱり、桑田投手ですね。」
斉藤嘉樹
「斉藤つながりで、ハンカチ王子ですね。(笑)」
MC:やっぱり、甲子園って、すごいですね。世代に関係なく、だれか一人は必ずスターの名前が挙がってきますね。どの方も本当に印象深く、感動と勇気をもらった選手ばかりですが、今日はこの『ひゃくはち』に共感し、エールを送って頂けるということで、スペシャルゲストにお越しいただいております!
(PL学園のテーマと共に本人登場)
MC:高校卒業後も、読売ジャイアンツのエースとして活躍、大リーグにも挑戦されるなど、文字通り、チャレンジし続けていた桑田さんが、映画「ひゃくはちのスペシャルサポーターとして応援に駆けつけてくださいました。それでは、折角ですので、出演者の方がたから、桑田さんに質問していただきましょう。
斎藤さんの質問
「甲子園常連校という設定もあり、野球シーン撮影のために、クランクイン前に3ヶ月以上も野球の特訓をして、死に物狂いで練習に取り組みました。桑田さんが行っていた練習も相当に厳しくて、くじけそうになったことがあると思うのですが、そんなときにどうされてましたか?」
桑田さん
「厳しい練習を乗り越えたあとの喜びを想像してましたね。
やっぱりその気持ちを知っているからこそ、どんなに辛くても頑張ってやってこれたんだと思います。」
斉藤さん
「僕も、この映画のためにすごく厳しい野球練習があって、その辛さをどう乗り越えていくかということを常に考えていました!」
市川さんの質問
「映画のタイトルでもある「ひゃくはち」は、ボールの縫い目の数と、煩悩の数をかけていて、煩悩だらけの高校生が、それでも野球を一生懸命する姿を描いているんですが、桑田さんも高校時代、練習をさぼったり、女の子と遊んだりされていたのですか?」
桑田さん
「人間だし、高校生だからね。さぼるというよりもうまく手を抜くということも大事。僕は全寮制だったけど当時彼女いました。(会場から驚きの歓声)。デートする暇はなかったけど一日一回顔を見たり、休み時間に時間を見つけて話していましたよ。大会がはじまると一ヶ月は会うことなんかできませんでしたね。」
高良さんの質問
「映画では、青春時代の友情もテーマとして描かれているんですが、清原選手をはじめとする高校時代のチームメイトは、桑田さんにとってどのような存在ですか。」
桑田さん
「野球は失敗してこそのスポーツです。
失敗することは決して悪いことではなくて、その失敗を少なくしていくことが大事。それには仲間の存在が不可欠で、もちろん清原は僕にとって大切な存在だけど、そういったレギュラーの選手以外にも自分を支えてくれている仲間を想う気持ちが大切だと思います。」
映画公開ヒット祈願・始球式
映画ヒット祈願も兼ねて、「是非桑田さんの野球の球を受けてみたい」という監督の言葉を受けて、桑田さんが森監督へボールを投げました。そのボールを、見事監督はキャッチし会場を沸かせました。