『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』の初日舞台挨拶が12日、有楽町マリオン 丸の内ピカデリーで行われ、本木克英監督、ウエンツ瑛士、北乃きい、田中麗奈、大泉洋、室井滋、間寛平、寺島しのぶ、佐野史郎が登壇した。

当日は、今回のストーリーの中で鬼太郎ファミリーと女子高生・楓が「秘宝」を探しに各地へ旅立つという劇中のように、ウエンツ瑛士と北乃きいが名古屋、間寛平と室井滋が大阪、田中麗奈と大泉洋が福岡で初日舞台挨拶を行い、その後それぞれの地方にちなんだ「秘宝」を持って東京に集結した。その「秘宝」とは、名古屋がしゃちほこ、大阪が大阪城、福岡が博多ラーメンと各地の名物をモチーフにしたご当地目玉おやじ!そして東京はこの映画のヒットを祈願するため金色の目玉おやじが登場。ウエンツが目入れのため筆を入れたが上手く描けずインクが垂れ落ちてしまうハプニングも。

ウエンツは「実は今日、1の時から大事にしていていたゲゲゲの鬼太郎のストラップが切れてしまいまして。(会場から「えー!」の声)そうなんです。えー!です(笑)」と初日早々縁起が悪かったエピソードを語った。

福岡の舞台挨拶の際、田中の両親が楽屋に訪れたそうだが大泉は「楽屋にご両親が来られたんですよ。その時麗奈ちゃんいなかったんですよ!間が持たんと思って思わず僕『お父様!いやぁ麗奈ちゃんにはお世話になっております。』と言っていたんですが、話すこともないもんだからお父さんも『麗奈とはねずみ男の役で私読み合わせやりましてね。アハハハハ』なんて言ってね。」と田中両親とのぎこちないトークの様子を振り返った。さらに大泉の話は止まらず、ねずみ男のおならの話や北海道に舞台挨拶に行くことが出来なかった経緯を大泉独特の語り口で観客を爆笑させていた。

(Report:Aya M)