作曲家でピアニスト、セルゲイ・ラフマニノフの半生を描いた『ラフマニノフ ある愛の調べ』が4月19日(土)にBunkamuraル・シネマ、銀座テアトルシネマほか全国で公開するに先立ち、神田うのをゲストに迎えトークショーつき試写会が行われた。本作は、天才作曲家・ピアニスト・ラフマニノフと彼を支え続けた妻・ナターシャの愛の物語。
神田は映画のモチーフにもなっている白いライラックを東京中の花屋を探してきて、髪にさし、ライラックをイメージしたドレスで登場。昨年ご結婚してから良妻の本領を発揮している神田うのに、天才作曲家を支えた妻について語っていただいた。

Q:ラフマニノフはうのさんにとってどんな存在ですか?
A:好きな音楽家の一人でよく聞いています。クラシック音楽を聞いて育ったので普段から聞きながら家で作業したりしています。特に「ピアノ協奏曲第2番」と「パガニーニの主題による狂詩曲」がすきです。

Q:ラフマニノフは奥さんに支えられながら創作をしていましたが、うのさんも色々創作活動をしていく中で、やはり支えてくれるひとがいることは大きいですか?
A:すごく支えられますね。でもつい甘えてしまい、あたってしまうこともあるんです。そういう時は素直に「ごめんなさい」って感じ(笑)。でも仕返しされることもありますよ! 夫は私よりも年上なんだから早く大人になってほしいのにと思います。これからも一人の人(夫)を相手に喧嘩したり、仲直りしたりを繰り返していけるので楽しみ。(夫との)結婚のポイントはあきないこと、でしたから。夫が今までで一番あきない人だと思います。

Q:映画にはライラックの花がでてきますが花にまつわるエピソードはありますか?
A:たくさんありますね〜。実家にも新居にも花は常に活けてあります。「行ったり来たり婚」ですからね(笑)。こないだ誕生日で夫からピンクの薔薇を千本もらったんです! それを玄関やパウダールームや寝
室すべてに活けてありました。一人から千本ももらうなんて初めての経験でした。お互いサプライズがすきなのでよくやりあってます。夫にも映画の妻ナターシャのように「出来た」夫にもなってほしい(笑)。素晴らしい作品です。多くの人に観てほしいです。