大きなスクリーンで演劇の映像を楽しむ、新しいエンターテインメント…ゲキ×シネ。毎公演チケット争奪が激化する劇団☆新感線が今年1月に公演したあの超傑作がスクリーンで甦る!映画『朧の森に棲む鬼』の初日舞台挨拶が行われた。

●満員の観客がお面をつけ森の魔物“オボロ” に扮して主演の市川染五郎を出迎えた。このサプライズに思わず「すごいなあ」と染様も驚き!
「ゲキ×シネは舞台中継ではありますが、こだわりを持っているクオリティの高い作品です。今までにない新しいジャンルに関わらせていただけたことは光栄ですね。」と挨拶した。

●さらに観客も巻込んでのサプライズ!染様が師匠と仰ぐ劇団☆新感線の橋本じゅんがスペシャルゲストとして登壇した。「僕出演してないんですけどね。(笑)」と言いながら花束を渡す橋本に染様の顔もほころぶ。橋本は「ゲキ×シネは染ちゃんの感情のディテールがよく出ていて、どんどんひきこまれましたね。これは本当に*『犬顔』と同じ人が演出したのか!とそんな感動もありました。(笑)」と絶賛だ。
(*『犬顔』…劇団☆新感線の2007年夏公演作『犬顔家の一族の陰謀〜金田真一耕助之介の事件です。ノート』)

●「舞台中とゲキ×シネで自分がかっこいいと思ったシーンは?」とファンからの質問に染様は「舞台中は秋山菜津子さん演じるツナを痛めつけるシーンは気持ちよかったですね。抵抗もできない弱いものをいじめる快感というか。(笑)映像で見ると照明や全体がよく見えるので、影が迫ってくるような二幕の最初の演出がすごくかっこいいと思いました。」と笑顔で答えた。

●橋本も染様に質問をぶつけた。「劇団☆新感線×市川染五郎というユニットが完成の域に近づいているかと思うんですが…ぶっちゃけあとどれくらい僕らとつきあってくれますか?」と真剣に尋ねる橋本。染様も真面目な顔で「『朧〜』の話を頂いたとき『これをやるってことはずっとやっていくってことだな』と非常に悩みました。覚悟がないとできないと思いましたから。」と答えた。つまり染様はずっと劇団☆新感線とユニットを組む覚悟ができているということになる。その答えに観客は拍手喝采!

今回ゲキ×シネは第5弾だが、過去すべて劇団☆新感線の公演を映像化している。“劇団☆新感線”ד市川染五郎”דゲキ×シネ”となる日も近い!?ファンも大満足の初日舞台挨拶となった。

(Report:Hiromi Kato)