嵐が過ぎ去り『ワルボロ』上陸!!

台風が関東を過ぎ去り晴天が広がる中9月8日(土)朝一番で映画『ワルボロ』の初日舞台挨拶が行われ人気若手俳優たちが登壇し会場を嵐のように沸かせた。

本作は、TVドラマを中心に人気急上昇中の若手俳優とし注目が集められている松田翔太の初主演作品。80年代初めの立川を舞台に、仲間と傷だらけで喧嘩し、そして恋もする青春ストーリー。
原作は、思春期を夢中で駆け抜ける少年たちをリアルに描いたゲッツ板谷の自伝的小説「ワルボロ」。
登壇したのは、主演の松田翔太、本作のヒロインであり松田翔太演じるコーちゃんが惚れた山田役を演じた新垣結衣、錦組みメンバーの福士誠治、城田優、木村了、古畑勝隆、途中慎吾ら期待のイケメン俳優、そして本作が初監督作品となる隅田靖監督。

始めの挨拶で、松田は「やっとこの日が来たなと感じています。今日は思いっきり楽しんで帰って下さい。」と力強く挨拶した。本作は松田にとっての初主演映画とって会場からは「主演おめでとう!!」と祝福の言葉がかけられ感動もひとしおの様子だった。
この日唯一の女性ゲストであった新垣は「今日は来てくれてありがとう。勢いのある映画なのでみなさんもその勢いに乗っかっちゃってください!!」と男性陣に飲み込まれることなく元気に挨拶した。

錦組みメンバーたちも挨拶では、福士「嵐が去りましたがもうひと嵐吹かせたいと思います。」、木村「7人でバカやって作った映画なので楽しんで帰って下さい。」、城田「色に例えると真っ青な映画です。スカッと最後まで楽しめる青春映画になっていると思います。最後まで楽しんで下さい。」、古畑「気持ちよくこの劇場を後に出来る作品だと思います。」、途中「本当に楽しい映画です。」とそれそれの初日を迎えた想いを語った。

俳優陣とハイタッチをしながら笑顔で登壇した隅田監督は「朝早くからありがとうございます。あれ、貴方にとってのHEROは誰ですかって質問はないんですか?(笑)これが錦組みのメンバーです!!」とメンバーを観客に紹介し挨拶した。また今日同じ初日を迎える映画『HERO』を意識してかお茶目なジョークも飛ばしていた。

初主演作となった本作へ対しての意気込みはどうだったかと質問された松田は「あまり意識はせずに演技に臨みました。今回は刹那主義を自分の中で掲げ撮影の一瞬一瞬を大切にして、ライブのように一発撮りにしてきました。」と男気溢れる答えを返した。
また、新垣と松田はお互いの印象が想像していたのとまったく違ったらしく、撮影現場でのエピソードを踏まえながら楽しそうに語ってくれた。
舞台挨拶に登壇した錦組みメンバーは口を揃え「新垣さんはかわいい」と絶賛しモテモテの稲垣であった。

舞台挨拶終了後には客席をバックに「祝ワルボロ大ヒット」と書かれた黒板が掲げられての記念撮影を行われ会場を大いに盛り上げた。
最後に松田から「悲しい事件がたくさんあるけど、今日はこの映画を見て良いニュースがあったと友達に伝えて下さい。」と熱いメッセージを観客に贈り舞台挨拶は終了となった。

舞台挨拶の様子は動画でもご覧になれます。是非、初日の空気をお楽しみ下さい。

(Report:大野恵理)