本日3月15日(木)、都内の会場にて本作のジャパンプレミアが行われました。来場ゲストはもちろん、アマンダ役のキャメロン・ディアスと、アマンダが恋の落ちるグラハム役ジュード・ロウ、監督のナンシー・メイヤーズ。会場は取材に来た報道陣や、ジャパンプレミアに当選した幸運な人たちで溢れ、一大イベントとなりました。

舞台に登壇した3人はそれぞれ挨拶をし、「皆さん今日は来てくれてありがとうございます。皆さんのにこやかな顔を見られて本当に嬉しく思います。」とナンシー・メイヤーズ。「日本にまた来られて嬉しく思います。いつも暖かい歓迎ありがとうございます!」とキャメロン・ディアスが会場に手を振りました。続いてジュード・ロウは、「皆さんこんばんわ。この作品は非常に自信を持ってオススメできます。また次に機会にもお会いしましょう!」と会場の女性たちを沸かせました。

キャスティングが見事なこの作品。監督に制作秘話ついて答えていただきました。「実は脚本を書いている段階からこのキャメロン、ジュード、ケイト、ジャックの4人を想定して書いていました。でもこれは秘密だったのですが(笑)。とにかくこの4人の俳優に共通しているのは、ものすごい才能に溢れているということ。みな表現力が豊かでストーリーを顔で全部表現できるという素晴らしいところがあります。」と語りました。また、素敵なラブストーリーはどのような点を意識して演じたのですか?との司会者の質問に、「みなさんが想像できるとおり、とても楽しい体験でした。ジュードは、役柄であるグラハムのいいところを全部持ち合わせている人。そして、この物語において彼はとても素晴らしいパートナーだったわ。」と答えるキャメロン・ディアス。そんなキャメロン・ディアスと映画の中での擬似恋愛は楽しみましたか?との質問にジュード・ロウは、「とても楽しい経験で、撮影中はよく笑ったよ。監督から学ぶことがすごくたくさんあり、また彼女はものすごく才能があって、自分の持っているイメージをきちんと把握しているんだ。僕はあまりユーモアにあふれる映画はやっていないので、このジャンルでベテランである監督とキャメロンからは学ぶことがたくさんあったよ。」と以外に真面にコメント。

そこで話題は皆さんが気になる質問に。映画で共演すると、いい仲になってしまうという話をよく聞きますが、お二人はいかがですか?とたずねる司会者にジュード・ロウは、「そんなにムードのある話じゃないよ。監督がそばにいるから、『はい、キスして』『はい、ジョークを言って』、『はい、そこでセリフを言って』など全シーンに渡ってこういう指示が入るから、とてもそんなムードを作っているような余裕はなかった。映画を撮影している現場ってそういうもんなんですよ。でもジャック・ブラックにキスするよりはもちろんキャメロンとの方がよかったですけど(笑)。」と照れながら答えました。

最後に作品の見所をそれぞれ語っていただきました。「本当にこの映画は、見所がたっぷりあるの。色々と共感できる部分が多いし、登場人物それぞれが成長するところも楽しんでもらえると思う。」とキャメロン・ディアス。ジュード・ロウは、「この映画のメッセージは、自分自身を見出せば自然に周りの人もあなたを好きになるってことだと思う。是非見てください。」とアピールしました。ナンシー・メイヤーズは、「今二人が完璧に言い尽くしてくれましたが、あえて加えると、私がこの作品を作ろうとした理由は、どんなに完璧に見える人や仕事をバリバリしている人も、他の側面もあるんだということ。色々なことを乗り越えて希望が生まれるとメッセージを込めました。」締めくくりました。

なお舞台挨拶の終了後は、来場者にサプライズがありました。昨日はホワイトデー。そこで3人が急きょプレゼントを用意し、舞台からプレゼントを投げました。このサービスは来場者全員楽しんでいただけたようです。本作品の公開まであと約1週間。皆さんご期待ください!!