『世界はときどき美しい』二十数年付き合って、一緒の舞台は感無量。
5つの映像美で見せるオムニバス映画『世界はときどき美しい』が第19回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門での初上映に続き、都内で完成披露試写会が行われました。
舞台挨拶では、松田龍平、市川実日子、片山瞳、浅見れいな、松田美由紀、柄本明、御法川修監督が登壇、出演の豊富を語った。
本作が長編初監督の御法川修監督は「大切なものをいつくしむ思いや、生きていることを思いっきり肯定してみたくなる思いで作りました。そいう気持ちを受け止めて楽しんでもらえたらとても嬉しいです。」と。
第四章に出演の松田龍平さんは「自分の作品は、やさしい雰囲気の話です。他の5つのエピソードを見ると、全部でひとつの作品になっているんだなと感じました。」と語った。
共演の浅見れいなさんは、初めての共演して「最初は、無口な方だなぁと思っていたのですが、とても楽しい方で、共演してよかったです」と。また、今回共演はしていませんが、1つの作品の舞台挨拶にたったことで、松田美由紀さんは「松田龍平くんとは、もうかれこれ二十数年つきあっております。役者として、一緒に舞台に立てるということは、なんとも言えないものを感じます。」喜びをコメントにして語ってくれました。
作品は、2003年に松田美由紀さん主演の第一章『世界はときどき美しい』を完成させ、今年、5つのオムニバスとして完成、生きることが好きになる、幸せになる5つの物語として完成。2007年春にユーロスペースにて公開されます。