本当のタイトルはもちろん、“らぁ〜すと”ではなく“Last”です。(撮影中はみんなこう読んでいたということで、舞台挨拶の壇上で松山ケンイチもこう読んでいました(笑)。)
同名マンガを読んでいる人にっては味わい深いタイトルでしょう。そして映画も驚きの展開!!
今日映画をごらんになった方は11月3日まで、ぜひご内密に!!

有楽町・東京国際フォーラムで行われたジャパン・スペシャルプレビューには、大雨の中数々の著名人とともに豪華出演陣もかけつけました!いつもの“L”メイクではなく颯爽とスーツ姿で現れた松山ケンイチ。“L”は猫背という設定なのであまりわからないが、実は180㎝という長身の持ち主の松山ケンイチは、「前編に負けないようキャスト・スタッフがこだわりにこだわってできた映画です。見逃せない部分もたくさんありますので、ぜひ楽しんで見てください!」と、観客にメッセージを送った。
本日は別の仕事が入っており登壇できなかった“キラ”を演じた藤原竜也については「後編はほとんどいっしょで、自分は竜也さんに追いつこうと必死でした。対決のシーンはすごく緊張してひっぱってもらいました。他の人に対してもすごく気遣いができる人なので、そういう部分でも最初から負けているような気分でした(笑)。3日間ほどぶっつづけで撮っていたシーンがあって、撮り終わったのが朝の5時くらいでみんなで飲みに行ったんです。ぼくたちのためにお店を開けていてくれたお店の人に少しでもお礼をしようと思ったのか、酔ってエプロンをかけて『生いっちょ〜!』っていきなり店員さんをし始めたことが忘れられません。」と撮影中の爆笑エピソードも話してくれた。公開初日2人が登壇してくれることを期待したい。

世界からリメイクオファーが殺到している『デスノート』。日本でもその勢いは止まるところを知らない。現在も原作コミックが累計で2,100万部を突破。すでに上映されたアジアでは数々の歴史を塗り替えている。映画にしかないその結末には全世界が注目しているのだ。

監督は全員の思いをひとつにして意気込みを語る。「複雑で難しい原作ですから脚本を作り上げるのにも大変苦労しました。でもよりストレートな気持ちを込めることができましたし皆さんの熱い応援があったからこそ後編も撮ることができました。自信のある作品になっています。11月3日まではまだまだ全国に参りますし、スタッフにも良い報告ができるようにがんばりますのでどうぞ応援宜しくお願いいたします。」と、語った。

こんな監督の熱いメッセージとは逆に、会場ではキラのお母さん役の五大路子さんがマイクを壊してしまうというハプニングや、松山ケンイチが演じるLと青山草太が演じる松田刑事の映画さながらの“癒し”コントなどもあり会場は大いに盛り上がった!Lが松田に言うセリフ・・・、そうアレです!!

後編から出演した片瀬那奈、マギー、上原さくらも「この映画への愛情は誰にも負けません!」と宣言するほど。
<デスノート現象>再来の予感です。

(ハヤシ カナコ)

『デスノート the Last name』11月3日(金・祝)より丸の内プラゼール他全国松竹・東急系にてロードショー!