『インファナル・アフェア』、『LOVERS』に出演し、日本でも絶大な人気のアジアを代表する俳優アンディ・ラウ主演の最新作『愛と死の間で』がいよいよ8月12日から公開となる。香港、韓国、シンガポール、マレーシアなどアジア各国で大ヒット、純愛と絆を描いた、切なく、そして美しい涙のラブ・ロマンスは多くの観客を感動の涙に誘った。共演に香港で超人気アイドルデュオ「Twins」のシャーリン・チョイ、『セブンソード』、『香港国際警察/NEW POLICE STORY』出演の実力派女優チャーリー・ヤン、アンソニー・ウォン『頭文字[イニシャル]D THE MOVIE』。監督は香港を中心に映画製作を20年以上経験している名プロデューサーのダニエル・ユー。95年にはアンディ・ラウと共に製作会社フォーカス・フィルムズを設立し、若い才能を育て、革新的な作品を送りだしている。

7月23日から映画のプロモーションのために来日中のアンディ・ラウ、ダニエル・ユー監督が都内ホテルで記者会見を行った。映画撮影中に水害に見舞われたというアンディ・ラウは冒頭のあいさつで「九州の大きな水害に見舞われた方々が早く普通の生活に戻れることをお祈り致します」とお見舞いのメッセージを送った。会見後半では劇中でネックレスにリングを通す手品を披露し、報道陣と一緒に写真撮影を行うなど終始和やかな雰囲気での記者会見となった。

Q:この企画を選んだ理由は?
アンディ:『インファナル・アフェア』、『LOVERS』の後、俳優として違った役、人と人との関係、一つは友情、一つは愛情を描写した物語をやりたいと思いました。監督が脚本を見せてくれた時、30年のつきあいで監督のいろんな恋愛を見てきてはいましたが、今になって彼が愛情を理解していることが分かりました(笑)。彼の愛情感を映画に盛り込みましたが、映画を撮り終わってから感動しました。

Q:コウとデレクの二役を演じる上で難しかった所は?
アンディ:監督の完璧な脚本と話し合いがあったので、演技をする上では難しいことはありませんでしたが、見た目の違いである「ヒゲ」を剃ったり、伸ばしたりしなければなりませんでした。午前中にヒゲのある役、午後にヒゲの無い役を演じることは無理だったので、監督に「間に合いません(笑)」と言いました。ヒゲを付けたりということは無かったです。

Q:2人の素敵な女優に囲まれての撮影はどうでしたか?
アンディ:チャーリー・ヤンとは知り合って20年近くになりますが、最初はMTVの撮影で、彼女は10代でした。正式に一緒に映画を撮ったことはなかったので、新鮮で変わっていると思いました。シャーリン・チョイは僕がデビューした時、まだ産まれていませんでした。一つの挑戦として、僕自身も色んな年代の女性と恋愛関係を演じてみたいと思ったので、そんな面で面白いと思いました。

Q:好きなシーン、セリフは何ですか?
アンディ:エンディングのオレンジを食べるシーン、忘れられないセリフは映画では言えなかったが「愛している」という言葉です。

Q:長い付き合いの監督と仕事でやりにくいことはありましたか?
アンディ:今まで協力してやってきましたが、そんなに楽しくはありませんでした。同級生であり、パートナーの関係ですが、考えている傾向が違う時、良いモノを作るためには言わないわけにもいかないので、喧嘩もしました。関係が長いということは、良い面も悪い面もあります。
監督:(アンディとは)家族のような感情があります。礼儀を後にして大きな声で怒鳴りあうのも一つの方法です。

Q:ファンについて
アンディ: 日本のファンの方々にはすごく感謝しています。多くの方がファンクラブに参加して頂いています。オレンジのTシャツはファンクラブのユニフォームで、彼等を見ると、「みんなでアンディの事を応援している」ということを感じて感動します。

Q:日本に着いてから日本料理は食べましたか?
アンディ:日本料理はたくさん食べています。寿司が好きです。
Q:好きなネタは何ですか?
アンディ:「エビ」です。
監督:「ウニ」です。刺身も寿司も好きです。

Q:女優の一番美しいと思ったシーンは?
監督:《シャーリン・チョイ》−自分の夫を病院に訪ねたが彼はいなくて、看護婦に「結構です」と言ったシーン。《チャーリー・ヤン》−アンディと彼女が彼女の家で初めて過ごす夜に、だんだん眠くなっていく表情です。
アンディ:《シャーリン・チョイ》−僕が彼女にキスをした時でしょうね(笑)。《チャーリー・ヤン》−この世を去る時、最後に許したときの表情です。人が人を許すとき、キレイさが増すと思います。

(m.nibe)