自称売れっ子天才奇術師・山田奈緒子と頭のカタい天才物理学者・上田次郎の凸凹コンビが織り成す人気作品『トリック』が約3年半ぶりにスクリーンに登場。おなじみのレギュラー陣に、スクリーンに実に29年ぶりとなる片平なぎさを向かえ、シリーズを通して演出を手がけてきた堤幸彦監督が、これまで以上に濃い“トリックワールド”を完成させた。
夜は、完成披露試写会が行われるTOHOシネマズ六本木ヒルズのとなり、アリーナで会見が行われた。
主演の仲間由紀恵さんは「新しいゲスト陣を迎えてさらに濃い“トリックワールド”が出来たと思います」。阿部寛さんは「6年前にはまり役というか、素晴らしい役を頂いたと思っております。今回は映画第二弾ということで、映画になったということで、ギャク満載となっています、今回は、体を張って上田のパンツ一丁の姿とか、監督にもいじめられました(笑)、そんな上田の顔真っ赤な姿を見てやってください。」
映画は、実に29年ぶり(最後の作品は、1977年公開の大林宣彦監督、手塚治虫原作『瞳の中の訪問者』)となる「2時間ドラマの女王」、片平なぎささんは「恥ずかしい話ですが、自分でも20数年ぶり、初日はNGを連発してしまいました。ついつい、監督に乗せられてしまいまして、実に23年ぶりに封印していました恥ずかしいポーズをとうとう撮ってしまいました。若い方には気づいてもらえないかもしれませんが、35歳以上の方には分かると思います。楽しんでみてください。」
堤幸彦監督は「この作品は自分でもライフワークとなっていますが、今回は、数々のシリーズを作ってきまして、気合もはいっております。内容的にも大スクリーンに耐えるものを作らなければと周囲の声もありましたが、今回は今までとガラっと違わずに、同じスタイルで珍味な世界を作りました。ここに並ぶ国民的なスターの皆様にこの作品に出演して頂き、ストレスを発散していただく趣旨の作品でございます。」とコメント。
また、会見最後にMr.マリック氏が登場し、フォトセッションでは、仲間由紀恵さんを浮遊されるという超マジックを披露してくれました。
(YAS)