21日金曜日、ワーナー・マイカル・シネマズ・千葉ニュータウンの開業記念として秋原正俊監督「河童 Kappa」の特別上映会が行われた。会場には秋原正敏監督、主演の谷中敦、河童役の山本淳一、出演と音楽を担当した梅津和時、河童の声を製作した音楽家内橋和久が登場した。

原作は芥川龍之介の同名小説。現実世界ではなにをやってもだめな営業マンが、上司の命令で社長の息子の宿題のため、山に入り珍しい植物や動物の写真を取ってこいと言われる。山へ入ると男は穴か何かに堕ちてしまう。ふと気づくとそこは河童の世界だった…。

今まで慣れ親しんだ作品を今の“シンカンカク”で撮ることを目標にした秋原監督。そこで現在東京スカパラダイスオーケストラでも活躍している谷中敦さんを起用したという。「監督と話をしていくうちに、自分の中でぜひ出演したいという気持ちが膨らみました。ただ、東京スカパラダイスオーケストラのライブもあったので、スケジュールを組むことが難しいかと思ったのですが、撮影自体は1週間というお話だったので、思いが通じたのか合理的に話が進みました。台詞も心配だったのですが、まわりの役者さん達に支えられて、なんとか終えることができました。」そして、今回河童役で出演した山本淳一さんは「最初は河童を演じることにとまどいも覚えました。衣装も、とてもぴっちりしたものですごく恥ずかしかったです。でも、山の中にいる時はその格好で、他の役者さんと遊んでいました(笑)あらたな山本をみなさんに観ていただきたいです。」と意気込みを話した。

河童語を作り出す楽器と梅津さんのサックスによるスペシャルミニライヴも行われた。リズムがあるようなないような…、しかし魅入られてしまう音に会場の人々は聞き入っていた。

(ハヤシ カナコ)

5月13日よりワーナー・マイカル・シネマズ新百合ヶ丘を始めとし、順次ロードショー!

◇作品紹介◇
『河童 』