28年に及ぶSF叙事詩が完結する!シリーズ最終作『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』の公開が3日後と迫った7月6日(水)、脚本・監督を務めたジョージ・ルーカス、プロデューサーのリック・マッカラム、パルパティーン最高議長役のイアン・マクダーミド、そしてダース・ベイダーへと変貌を遂げるアナキン・スカイウォーカーを演じたヘイデン・クリステンセンが来日し、記者会見に臨んだ。
 
 「完成品を見たときはホッとしたよ」と語ったルーカス監督は、『スター・ウォーズ』が多くのファンに支持され続けたことについて「世界中に千年、二千年という間愛されてきた神話をモチーフにしています。人に訴える部分があり、そして人の心に触れたことが一番なのでは」と大ヒットの秘訣を披露。また、『エピソード1』でアナキン役に大抜擢されてから約5年間『スター・ウォーズ』に関わってきたヘイデンは「終わることは悲しいけど、この作品に参加できたことは人生で一番スリリングだった」と語り、ダース・ベイダーになった時の感想については「ベイダーの格好になったのは一日だけだったけど、力を得たような気持ちだった。周りのスタッフが輝いた目でベイダーの僕を見るのも楽しかったよ(笑)」と笑顔を見せた。また、「シリーズの中でも、アメリカ映画の中でも最高傑作」と本作を讃えたイアンは、自身のダークサイドについて聞かれると「ダークサイドは誰もが持っているものですが、どんなものかは秘密です(笑)」と答え、会場の笑いを誘った。
 
 映画『スター・ウォーズ』は全6エピソードで終結するが、ただ今アニメ化、実写ドラマ化の企画が進行中とのこと。「アニメは『クローン戦争』というタイトルがついて、今、スクリプトを書いているところ。1年後に完成予定です。日本のアニメとアメリカのアニメが合体したようなものになるでしょう。連続ドラマの方は、マイナーなキャラクターにスポットを当てていく予定です」(ルーカス監督)。スター・ウォーズの壮大なる物語は形を変え、まだまだ続いていくのだ。
(yamamoto)

☆『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』は2005年7月9日より日劇1ほか全国超拡大ロードショー!

□作品紹介
『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 』