愛知万博にて次世代ロボットが集結し注目を集めている中、映画界でもロボットが登場!話題騒然の映画『HINOKIO』がいよいよ7月9日に公開となるのだ。既にアジア6カ国での公開が決定しており、欧米からも多数のアプローチを受け、最終的には世界30カ国以上での公開が予定されている『HINOKIO』。
本日は公開に先駆け、映画『HINOKIO』ジャパンプレミア試写会が有楽町の丸の内ピカデリーで開催され多数の出演者(中村雅俊さん、本郷奏多さん、多部未華子さん、堀北真希さん、小林涼子さん、原沙知絵さん、秋山貴彦監督、主題歌提供:YUIさん)そしてなんとロボットの(HINOKIO)も姿を見せた。

中村さん:「今年の春に撮ったのですが、監督が長年温めていた企画だったのでその情熱が注がれている作品になったと思います。ここにいる子役の子たちも、大人の私たちもみんなが一生懸命にやりました。とても素晴らしい作品になったと思うので期待して観て下さい。」

本郷さん:「やっと完成した作品を観てもらえ大変嬉しいです。引きこもりの男の子の役で、撮影中も一人の時間が多かったのが大変でした。でも映像もとてもきれいで子供から大人までどんな人にでも観て頂けるような心温まる映画になりました。」
 
多部さん:「自分も出来上がった本作を観たのですが、撮影中の想い出ばかり頭を駆けめぐりストーリーを考えながらで客観的に観る事が正直できませんでした。恥ずかしいのであまり観たくありませんが(笑)、機会があればまた観てみようと思います。」

堀北さん:「みんなのマドンナ的存在の役立ったのですが、その為にカツラを作ってロングヘアーに挑戦したり、ハードルを飛ぶシーンでは一週間位練習しました。私は高校生ですが小学生役を演じるという事に関しては、時間をかけゆっくりと役作りができたと思います。ロボットが出てくるので機械的な映画かと思ったけれど、出来上がった作品を観て心の奥底を衝かれるような映画だ、と感じました。」

小林さん:「本作が私の初出演映画になります。とても緊張しますね。少し実年齢とは離れた小学生役だったので最初は戸惑いがありましたが、あまり深く考えず自分らしさを出すように演じました。スミレ役は自分と似ている部分が多かったので楽しくできました。」

原さん:「本作は新しいのだけれど、どこか懐かしい雰囲気を取り入れたピュアなラブストーリーだと思います。家族みんなで楽しんで頂けると嬉しいです。」

秋山監督:「この企画は20年前から考えていました。だから完成した時は奇跡的な感じがしましたね。ロボットが珍しくない時代になったので、本作もリアルに感じて楽しめるのではないでしょうか。」

YUIさん:「主題歌となった“Tomorrow’s Way”はこの作品を観て監督と話し合いながら作った曲です。でも曲自体は監督から自由に作るよう言われたので、イメージを大切にし、詞は「がんばれ、でもそんなに世の中は甘くないんだ」といったメッセージを反映させるようにしました。本作は監督への愛情や、出演者の方々の情熱がひしひしと伝わってくるような作品だと思います。」

会場には沢山の観客が詰め寄せ、中には佐藤江梨子さん、山本未憂さん、ドクター中松さん、ゼッターランド・ヨーコさんなど著名人の顔ぶれもあり本作への皆の関心の高さが伺えた。
次世代のコミュニケーションツールとしてロボットが注目されているが、本作『HINOKIO』も世界からに羽ばたき、大きな注目を集める日も近い。

(菅野奈緒美)

※2005年7月9日より丸の内ピカデリー2ほか全国松竹・東急系にてロードショー!

◇作品紹介
『HINOKIO 』