19世紀のパリ、オペラ座を舞台に哀しい宿命を背負ったファントムと歌姫クリスティーぬの悲劇的な愛を描いた哀しくも美しい究極のラブ・ストーリー…全世界で8000万人が観た史上最高のミュージカルの完全映画化作品である『オペラ座の怪人』のスーパープレミアが行われた。
会場は、普段映写されない東京オペラシティコンサートホール。本作品の世界的知名度、不朽・普遍のテーマ、高い文化性が評価され、今回の上映に至ったという。
作品上映前には、ミュージカルで活躍している井上芳雄さんと笹本玲奈さんがミニライブとトークショーを行った。誰もが聴いたことのある“THE PHANTOM OF THE OPERA”ほか計5曲をパイプオルガンの演奏で熱唱し、観客を早くもオペラ座の世界へ引き込んでいた。
トークショーで井上さんは、「泣きました。」と感動した様子。笹本さんも「衣装や小物などの細部まできちんと描かれているし、とても映像がキレイ。」と絶賛していた。
今日の舞台で、笹本さんが着ていたドレスは、劇中クリスティーヌ役のエミー・ロッサムが実際に着用していたものだ。スワロフスキーがあしらわれており、照明に照らされるとクリスタルが輝きより一層美しさを増していた。
また、会場には上原多香子さん、奥菜恵さん、武蔵さん、野村監督夫妻などの多くの著名人も訪れた。
1月29日(土)より、日劇3ほか全国東宝洋画系にてロードショー。
(上坂 沙耶花)

■作品紹介
オペラ座の怪人