時代は、手紙から携帯電話やEメール、恋愛のカタチにまで影響を与えているのかもしれない。
「恋文」=Love Letterというものの存在が、まったく失われてしまったわけではないだろう。真心をこめて書かれた手紙は、相手の胸に何かを残すはずだ。漫画家・ジョージ朝倉こそ、次世代の日本コミック界のトップランナーが描いた原作を4人の新進監督が腕を競って映像化のが『恋文日和』。
舞台挨拶には、『あたしをしらないキミへ』監督・脚本の大森美香、『雪に咲く花』監督の須賀大観、『イカルスの恋人たち』監督の永田琴恵、『便せん日和』監督の高成麻畝子、村川絵梨、弓削智久、小松彩夏、田中圭、塚本高史、當山奈央らが登壇した。

村川絵梨「この映画では恋というものを深く考えさせられる作品です。私の気に入っているシーンは、紙飛行機が登場しますので、チェックしてください。」
弓削智久「この映画を通じて手紙の素晴らしさと言葉の意味を知らされました。愛する人がいれば、手紙に書いて紙飛行機で飛ばしてみてください。なんつーて(笑)」
小松彩夏「撮影は新潟で、どうなるか心配だったのですが、スタッフの方に温かく向かいいれられて参加できました。今日は楽しんでみてください」
田中圭「映画をみていただければ、分かると思いますが、僕は死ぬかと思ったくらい大変でした。けど、いい思い出ができました。」
塚本高史「私の映画は、手紙ではなくビデオレターだったのですが、ほかの作品とは一味違うテイストになっていますので、楽しみに見てください」
當山奈央「始めの映画で初めて中国人役でした。3ヶ月間中国なまりを勉強して撮影は3日間でした。スタッフの方が楽しい方ばかりで、いい経験でした。」

※2004年12月4日より渋谷・アミューズCQNにてロードショー
(YAS)

■作品紹介
『恋文日和』