狂気と幻想のイノセントワールド。
瀬々敬久、サトウトシキらピンク四天王の次世代を担う監督の中でも、とりわけアナーキーな存在が注目される、異才・いまおかしんじ、渾身の最新ピンク映画、『たまもの』。

本日は“由美香、愛とSEXの告白”と題して、主演の林由美香さん、いまおかしんじ監督、そして、いまおか監督推薦のカンパニー松尾監督が登壇しトークを繰り広げた。

いまおか:「今回私は、カンパニー松尾さんにすごく会いたくて自分の勝手でお越し頂きました!自分は25歳からピンク映画を助監督もやりつつ撮っていました。当時、カンパニーさんは同じ年なんですけど彼のAV見たときにかなり勇気付けられて…すごく影響を受けた監督です。」

林:「私は89’の18歳の時にアダルトデビューして、その直後にカンパニーさんとは現場で2回一緒にお仕事させて頂きました。一緒にパリとかも行きましたよね!そこそこ良い関係でした(笑)本作については、ぜひ友達に良かったよ〜って紹介してあげて下さい。」

カンパニー:「当時、僕もまだ新人でしたからね。その頃はよくドラマ物を撮っていました。そこで小悪魔的な林さんに会って。ま、僕が恋に破れた感じで(笑)ま、若くして僕がこういう世界に飛び込んで最初は何も分からず、毎回現場で学ぶ感じでしたね。」
(菅野奈緒美)
※『たまもの』は11月20日より渋谷ユーロスペースにて狂愛のレイトショー
■作品紹介
たまもの