映画の中の父親は、よかったですか?『ミラーを拭く男』初日舞台挨拶
サンダンス・NHK国際映像作家賞2002の受賞作品を梶田征則が自らメガホンを握り初監督作品が完成、テアトル池袋で初日を迎えた。
舞台挨拶では、梶田征則監督、主演の緒形拳さんら参加した。
満員の観客の中、梶田監督は、「父の会社がこの劇場の近くで、映画を上映するなら、この映画館でと思っていたのですが、夢がかなったのですが、映画の撮影前に父が他界し、この映画を見ることができなかったのですが、不思議な縁だと思っています。」
緒形拳さんは「作品は監督の子供だと思うんですね。監督は『ミラーを拭く男』という子供生んだんですね。私はその映画の中の出演者ですが、思えば監督はとても父親思いで、実際の映画の父親はどうだったんでしょうか?あまり出来のいい父親じゃなかったんじゃないかと思います。」
−−−−撮影中のクレーンを自転車で運ぶシーンは
緒形拳「映画の中で大きなクレーンを運ぶんですが、意外と大変なんですが、ちっとも大変そうに見えないのが、うれしいですね(笑)」
−−−−手に怪我をしていましたが、実際に怪我をされたとか。
緒形拳「脚立から落ちてしまって、手をばっさり切ってしまいまいた。まぁ、もういいんです(笑)」
舞台挨拶にこれなかった辺土名一茶(DA PUMP)さんからビデオコメントが届き会場の観客の方へメッセージを語ってくれました。
2004年8月21日よりテアトル池袋ほか全国ロードショー公開中!
(YAS)
□作品紹介
ミラーを拭く男