切り絵技法による独特の詩的で繊細な作風で、多くのアニメーション作家に大きな影響を与えているアニメーション界の巨匠ユ−リ−・ノルシュテイン。彼の代表作『霧の中のハリネズミ』をはじめとした作品群が、ラピュタ阿佐ヶ谷にて7月18日から一挙公開される。
講演のテーマは、「ユーリー・ノルシュテイン氏 こどもについて語る」。
その中で、『話の話』や『霧の中のハリネズミ』などは、どれも自分が子どもの頃の記憶から作られたものであり、特にユーリ−・ノルシュテインは「『話の話』の、ドアから漏れる光は、子供のころ、ドアの向こうからこぼれる光を見るのが好き」というもの。

ノルシュテイン作品が本格的に全国上映されるのは、初のことで、たくさんの人に体験してほしい。
(YAS)
☆「霧の中のハリネズミ」をはじめノルシュテイン作品は、2004年7月18日よりラピュタ阿佐ヶ谷にてロードショー!

□作品紹介
霧の中のハリネズミ