日本の人気コミックを実写化『頭文字D』製作発表記者会見
「週刊ヤングマガジン」連載(講談社刊)の人気コミック『頭文字(イニシャル)D』がアニメ化(エイベックス発売)に続き、香港映画として実写化。
このたび、撮影中の本作の製作発表記者会見が都内で行われ、スタッフ・キャストが集まった。
原作は、しげの秀一氏による人気コミック『頭文字(イニシャル)D』。物語は、主人公藤原拓海が、時代遅れの「ハチロク」(エンジン形式AE86から“ハチロク”と呼ばれるトヨタ・スプリンタートレノ。)を駆りながらも、最新マシンに乗るライバルたちと次々に熱いカーバトルを繰り広げていくというストーリー。単行本は2500万部以上という驚異的な記録を持ち、98年4月からフジテレビ系列でオンエアされたアニメTVシリーズは、深い深夜枠にもかかわらず、高い占拠率を誇り、最高46.6%を記録し、現在、第4シーズンがスタートしたばかり、その人気は、日本だけでなく海外からも注目されている大ヒットコミック。そんな人気コミックを5年前から注目していると監督のアンドリュー・ラウ氏が、惚れこみ映画化に辿り着いた。
出演者は、主人公の藤原拓海役には、本作が本格的な映画デビューとなる台湾ミュージック界のスーパーアイドル・ジェイ・チョウ。ほか香港映画界の人気スターが集結した。ジェイ・チョウは「現場の雰囲気は楽しくて、共演者から沢山学んでいい映画に仕上げたい」と意欲的に語った、唯一の日本から共演する鈴木杏さんは「コミュニケーションを大切にがんばりたいと」片言の英語力にもっと力をつけたいと語った。エディソン・チャンやショーン・ユーなどのスターがこれだけ日本でそろって記者会見が行われるのは、初めてのこと。監督もアンドリュー・ラウ、アラン・マックという「インファナル・アフェア 無間序曲」「バレット・オブ・ラブ」「風雲 ストームライダーズ」などのヒット作品を生んだスタッフであり、完成度には期待できるだろう。
日本での公開は、2005年全国ロードショー公開される。
□作品紹介
頭文字D