多数の映画会社が映画化権獲得に動いている、吉田秋生の同名の原作コミックを映画化。過去に『YASHA夜叉』、中原俊『櫻の園』など映像化された作品はどれもヒットしておる。
その原作者の「第2の故郷」と呼ぶ秋の鎌倉を舞台に、6人の高校生の青春を描いた『ラヴァーズ・キス』が初日を迎え舞台挨拶が行われた。
この日、早朝から多くのファンが集まり、メインの6人の出演者が舞台に登壇、スクリーンからそのまま飛び出したように楽しい挨拶になった。

−−−−公開初日を迎えての感想、みどころは?:
及川中監督:「こんなに沢山の方にきていただいてうれしいです。この映画の最大の見所は、集まってくれた6人の役者さんたちのそれぞれ違った個性と火花散る演技だと思います。また、若者だけなく、大人の方にもある部分懐かしい雰囲気を持った映画なので、多くの方に見てほしいです。」

−−−−原作が吉田秋生であるということについては?
及川中監督:「とても人気のあるコミックであることも知っていましたし、魅力的で、この映画は、とても原作に近い作品になっていると思いますし、また映画ならではの楽しみもあると思います。」

−−−−公開初日を迎えての感想、みどころは?:
平山綾さん:「この映画を見て、前向きに元気になっていただけるとうれしいです。6人がいろんな出会いで成長していく過程をじっくり見てください。」
宮崎あおいさん:「いろんな恋愛がこの映画の中には描かれていますので、ドキドキしながら見てもらえたらうれしいです。見終わったら友達にも宣伝してください。」
石垣佑磨さん:「みんな同じくらいの年代の男の子や女の子が集まって作った映画なので、楽しんでいただけるいいで。個人的には、ピアノを弾いているシーンがあるのですが、映像でもBGMとして使われているので、聞いてもらえるとうれしです。」
成宮寛貴さん:「映画の最初から最後まで立ち会えたのは、初めてでした。そして、これからの目標を見つけるためにもいい経験になった作品だと思います。とても、映像もきれいで、音楽もいいので、見終わったら目を閉じて頭の中にどんな言葉が浮かぶのか考えてみていただけるとうれしいです。」
阿部進之介さん:「この映画は、いろんな視線で描いている映画なのですが、皆さんが共感できる部分も異なるとは思いますが、感動していただけるとうれしいです。」
市川実日子さん:「6人のそれぞれの気持ちの高揚と鎌倉の美しさを楽しんでいってください。」

若い役者ののびのびとした演技とそれぞれの視線から描く映像、演出は必見。

2003年1月25日より日比谷スカラ座2ほか全国ロードショー公開

□作品紹介
ラヴァーズ・キス