アメリカでは22年間にわたって放映され続けた、ナンバー1カートゥンが劇場用実写新作『スクービー・ドゥー』としてこの夏復活、初登場ナンバー1の人気を博した全米に続き、日本でも間もなく拡大ロードショーとなる。
 8月6日赤坂BLITZにて本作のプレミア試写会が開催され、本作でCGI製主人公、スクービー・ドゥと見事なコンビネーションぶりを発揮する“ミステリー社”の4人の面子の内、特にカトゥーン・キャラを再現していると評判が高いシャギー役のマシュー・リラードさんとダフネ役のリンダ・カーデリーニさん、そして本作のプロデューサーを務めたチャールズ・ローブン氏、ラジャ・ゴズネル監督らが来場し、舞台挨拶が行われた。
 「キヨウワキテクレテ、アリガトウ。エイガヲタノシンデクダサイ」(チャールズP)、「コ〜〜ンバンワ、ハイッハイ!ドウゾオヨロシック、ハイッハイ!」(マシューさん)、「私は日本語全然駄目だけど、一言だけ、ドウモアリガト」(リンダさん)、「私達を心から歓迎してくれてありがとう。皆さんが楽しんでくれることを望みます」(ラジャル監督)とそれぞれが、日本語・英語をとりまぜつつ挨拶をする4人。中でも、マシューさんは、何処で覚えたのだろうか?洋画の怪しい偽日本人…故ジョン・ベルーシーのりかな…的なイントネーションでの相槌や、過剰な表情で会場中の爆笑を誘う。その、エネルギッシュなサービスぶりは、彼のこれまで演じてきた狂騒的なキャラのままに飛ばしまくる。
 本作の苦労は、なんと言っても“スクービー・ドゥ”だったと語るチャールズP。プロデューサー曰く、素晴らしい役者陣に対し1から作るスクービー・ドゥは、実際のグレートデンに似せなおかつカトゥーンの個性を与えるのに一苦労。結果、15ヶ月の歳月と2千万ドルの費用を注いだ労作だ。劇場に足を運んだ時は、その豊かな表現に注目だ。また、マシューさんは、共演した大親友とは6ヶ月の撮影中一度も顔を合わせたことは無く、アメリカでのプレミアで初めてのご対面を果たしたそうだが、その出来には大満足だと監督を賞賛する。最後はラジャ監督が「是非観てください。家族全員が楽しめますよ。ちょっぴり怖くて、面白さがたっぷり。皆さんが本当に、満足できます」と自信のコメントで挨拶をしめた。

なお、『スクービー・ドゥー』は丸の内ピカデリー1ほか全国松竹・東急系にて、2002年8月17日よりロードショー公開!。
(宮田晴夫)

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スクービー・ドゥー
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