「パコダテ人」相米監督に見て欲しかった、可愛くって楽しめる作品が完成。
第4回(1999)函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞で、準グランプリを受賞した脚本をもとに製作。朝目覚めると、シッポが突然生えていた少女を中心に、様々な騒動が巻き起こる、函館を舞台にしたファンタジー・ラブストーリー。函館での先行ロードショーに引き続き、都内で初日を迎えた。
出演者ならび監督のメッセージです。
前田哲監督「スタッフ、キャストに助けられた素晴らしい作品に仕上がっていますので、楽しんでください。この作品を撮ることになって主演はあおいちゃんでやりたいと思っており、ほかの出演者とのスケジュールが組めて良かったと思っています。」
宮崎あおいさん「最初は難しい役だなぁと思っていたのですが皆がすごく優しかったし楽しかったですね。撮影中に買い物したり食べたり楽しかったです。この映画は見ると幸せになれる映画だと思うので何度でも観てください。」
松田一沙さん「映画の中でお姉さん役を演じました、また松田さんのお母さん、パパと本当の家族のようになれたと感じています。こんなにアットホームで楽しかった撮影は始めてでした。その雰囲気が出ていると思いますので楽しんでいってください。」
松田美由紀さん「最近、母親づいていますが、あおいちゃんと一沙の可愛いところを見てあげてください。私は、あおいの前髪を上げると可愛いなぁと・・・・思っているんですが、(笑)」
徳井優さん「一家の大黒柱の徳井優です。今日は若い男の方が多いですが、私も若い頃は人を好きなってどうすることもできないくらい好きになった頃を思い出したり、今若い人はそうだなぁとかみ締めるような映画だと思います。楽しんでいってください。」
野村恵さん「この映画は面白いので、お腹から笑ってください。」
勝地涼さん「この映画は可愛くって純粋で見ていてもいいなぁと感じました。楽しんでください」
栗田麗さん「私は現場にいる時間がすくなかったのですが、まゆちゃんといっしょに現場を楽しく過ごさせていただきました。この作品をみたら前田監督がどんな人か分かると思います。」
楽屋でお母さん(松田美由紀さん)やお姉ちゃん(松田一沙さん)からおでこを出しなさいと言われたようで、舞台上でも合言葉のように出演者からせがまれていた宮崎あおいさん。何か意味があったのでしょうか?
最後に監督から
「この作品のクランクインの頃に師である相米監督が亡くなりました。監督の下で助監督をさせていただきました。監督には見ていただけなかったという思いがあります。この作品を見て初めて好きなった人のことなどを思い出していただければと思います。」
作品は、函館の先行公開につづき、都内では銀座シネパトスでも大入りでスタートし、夕方からの初回上映となった新宿東映パラスも多くのファンで集まった。
イベントなども決定しているので、詳しくは下記をご覧ください。
劇場内には実際に宮崎あおいさんが着た衣装なども展示、携帯ストラップを買って撮影グッズがもらえるプレゼントなども実施しています。
函館では大ヒットしたファンタジー作品。次回イベントは30日。
□作品紹介
パコダテ人
□イベント情報
「パコダテ人」初日舞台挨拶&イベント決定!
(YASUHIRO TOGAWA)