この度、2017年夏の公開に向けて、生誕から30年を迎える人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」の実写映画化が実現。『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』を東宝株式会社とワーナー ブラザース ジャパン合同会社が初めて共同製作・配給する運びとなりました。

邦画と洋画の両サイドから、日本の映画界を牽引してきた2社が初めてタッグを組み、歴史に名を刻むビッグプロジェクトが始動。シリーズ117巻で累計売上9,000万部を記録し、文化庁が主催する日本のメディア芸術100選マンガ部門では第2位にランキングされた「ジョジョの奇妙な冒険」。ルーブル美術館で作品が展示され、グッチとのコラボレーションが話題となるなど、海外でも高く評価されている。さらに、“人生のバイブル”に選ぶ著名なクリエイターや起業家が後を絶たないことから、作者の荒木飛呂彦が「日経ビジネス」の“次代を創る100人”にマンガ家として唯一選出されるなど、多方面で注目されている。

19世紀末のイギリスを舞台にした第1部から始まる“ジョジョ”と呼ばれる“ジョースター家”の代々の戦いを描く大河ストーリーから、今回映画化されるのは第4部『ダイヤモンドは砕けない』。この極上のサスペンスを、シリーズ化を見据えた製作体制で挑む。

また、本作の会見中には、Yahoo!リアルタイム検索での上位20位のうち、本作のタイトル、キャストに関する15ワードが埋め尽くされるほど、注目されました。

◆日時:9月28日(水)
◆会場:ザ・リッツ・カールトン東京 (東京都港区赤坂9-7-1 東京ミッドタウン)
◆登壇者:
山崎賢人(東方仗助)、神木隆之介(広瀬康一)、小松菜奈(山岸由花子)、岡田将生(虹村形兆)、
真剣佑(虹村億泰)、山田孝之(片桐安十郎)、伊勢谷友介(空条承太郎)、三池崇史監督、
平野隆(プロデューサー)、市川南(東宝株式会社取締役)、高橋雅美(ワーナー ブラザース ジャパン合同会社社長兼日本代表)
※尚、登壇はしていませんが、MCによって会見中に観月ありさ(東方朋子)、國村隼(東方良平役)の
出演も発表されました。

作品の情報を知らされていない200人以上の報道関係者が集まり、会見開始前から緊張感が漂う会場に、プロデューサーの平野隆、東宝株式会社取締役の市川南、ワーナー ブラザース ジャパン合同会社 社長兼日本代表の高橋雅美が登場。プロデューサーの平野によって本作のタイトルが『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』であることが発表された。
本作の原作となるのは、集英社「週刊少年ジャンプ」で1987年1・2合併号から連載がスタートし、現在も「ウルトラジャンプ」誌上で連載が続く荒木飛呂彦氏の代表作「ジョジョの奇妙な冒険」は、シリーズ117巻で累計売上9,000万部を記録している大ヒットマンガ。

誕生から30年を迎える2017年の公開に向けて始動する本作についてプロデューサーの平野は「色々な原作があると思いますが、普通は100〜200万部という部数でもびっくりされる。この「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズは累計9000万部で今も売れ続けていて、いずれ一億部に到達すると思う。そういったすごい作品を自分が手掛けることになるのに、身が引き締まる思い」とコメントし、共同配給の経緯について、「東宝さん、ワーナーさん、この2つのメジャーの会社が初めて共同配給をされるということは、元々企画の段階で色々なオファーがあったんですが、我々としては日本で一番配給力のある会社である東宝さんに配給をお願いしたいと思った。この作品は、日本のみならず、世界中で愛されている作品ですので、洋画、邦画を含めて両方を配給されているワーナー・ブラザースさんにもお話をさせていただいた次第です。両社の共同配給にならないかと交渉をさせていただき、今日に至りました。30年前にこの作品が登場した時にも、すごく新しい幕開けでしたけれども、配給においても初めて東宝さんとワーナーさんが手を組むということで、新しい映画の幕開けとしてこの作品が提供できればと思っています。私も一ファンとしてどのような作品が出来るかすごく楽しみにしています。ここのいる皆さんもぜひ楽しみにしていただければと思います」と述べた。

続いて、市川南は「ワーナーさんとの共同配給、東宝が劇場まわりの営業を、ワーナーさんが宣伝を主に担当して、来年の夏の公開を目指します。夏の大ヒットではなく、年間合わせて洋画、邦画のナンバーワンの大ヒット作品となるようにしたい」、高橋雅美は「素晴らしい作品が映画化されるということで一映画ファンとしてゾクゾクしている。映画化することが難しいと言われている作品をこの映画化までたどり着けてくれたプロデューサーの平野さんをはじめ、関係者の皆様に御礼をまず申し上げたいと思います。この作品は来年のナンバーワンを狙う作品。そして、世界にうって出れる作品だと思いますので、東宝さんが配給、我々が宣伝で合同配給をすることで、2社が良いところを合わせて今までとは違う今までとは違う1ページを開けるよう、素晴らしいキャストによって素晴らしい作品として世界に出ていけると思う」と挨拶を述べた。

続いて、主人公・東方仗助役を山崎賢人、仗助の同級生・広瀬康一役を神木隆之介、同じく同級生の山岸由花子役を小松菜奈、仗助と対立する虹村形兆役を岡田将生、形兆の弟・虹村億泰役を真剣佑、町の平和をおびやかす殺人犯・片桐安十郎役を山田孝之、仗助を導く空条承太郎役を伊勢谷友介が演じることが一挙に解禁された。また、MCによって主人公・仗助の母親・東方朋子役に観月ありさ、仗助の祖父・東方良平役に國村隼さんの出演が決定していることも発表された。

◆一言挨拶

山崎賢人:東方仗助を演じます山崎賢人です。どうぞよろしくお願いします!

神木隆之介:本当に素晴らしい作品、キャラクターを務めさせて頂くことを光栄に思います。緊張していますがよろしくお願いいたします。

小松菜奈:今日はありがとうございます。よろしくお願いいたします。

岡田将生:僕自身「ジョジョ」のファンなので虹村形兆を一生懸命やらせていただこうと思います。よろしくお願いいたします。

真剣佑:皆さんの足を引っ張らないように全力でやりますのでよろしくお願いいたします。

山田孝之:「ジョジョ」なのでいつもより気合を入れてやろうと思います(笑)。

伊勢谷友介:僕自身中学校、高校時代に読みあさっていた作品の1つです。特にこのキャラクターのセリフ「オラオラ」を真似していたぐらいなので、山田君に負けないように頑張ります。

◆原作者・荒木飛呂彦先生からのコメント
満を持してというか、ついに実写映画化する運びとなりました事は原作者として誠に光栄な事です。豪華で素晴らしいキャストとスタッフの皆様に集まって頂き、十分すぎる製作体制で作られるとのこと、とても期待しております。10年前なら不可能だった映画表現や技術をもって、どう作られるのか。私も完成を楽しみにしております。